江崎工業は、現在(現行品)、未来(試作品)、さらには過去(補給品)も含めて、量産品から1点モノまで、あらゆる生産ロットに効率的に対応できる柔軟な生産体制を構築しています。また、成形、曲げ、接合など豊富な加工技術を有しているだけでなく、外部の技術ネットワークを駆使し、より多様な加工や素材、仕様に対応できるため、お客様のあらゆる加工ニーズにお応えできます。
江崎工業では、量産時の生産効率向上に向けて、自動化が可能な工程には機械やロボットなどを積極的に導入しています。この自動化ラインでは、単品生産だけでなく、複数品目の生産を可能にするなど、省力化・効率化に加えて柔軟性をも備えたラインへと改善を続けています。その一方で、高度な技能を要する工程や極小ロット製品には、経験豊富なエンジニアを配置しています。こうした"熟練工と自動化設備の最適配置"によって、多品種少ロットニーズにも柔軟に対応するともに、お客様のコストダウン要求や短納期要求にもお応えしています。
江崎工業では、曲げ、成形、接合といった主要な加工技術について、一人でさまざまな技術・工程に対応できる"多能工"の育成に注力しています。一人のラインマネージャーが製品完成までの工程・ラインを一貫して管理し、品質向上と効率化を同時に実現。さらに、多能工を柔軟に配置することで、多品種少ロットでも効率的な生産が可能です。また、自らの加工技術を磨く一方で、特殊な仕様や加工、素材についても対応できるよう、それぞれ独自の技術を有する外部協力企業とのネットワークを構築しています。このように、パイプ加工の"技術商社"として多様な技術を取りまとめ、あらゆる加工ニーズにワンストップで対応しています。